低気圧発達 ６日から広い範囲で大荒れに
4月5日 12時19分
急激に発達する低気圧の影響で、６日と７日は西日本から北日本にかけての広い範囲で非常に
強い風が吹き、雨も降る大荒れの天気になる見込みで、気象庁は、無理な外出は控え、
風が強くなる前に早めに対策をとるよう呼びかけています。

気象庁によりますと、５日夜、東シナ海に発生する低気圧が６日は急激に発達しながら日本海に
進み、７日にかけて北日本に近づく見込みです。

このため、６日は西日本と東日本で南寄りの風が次第に強まり、７日は北日本でも風が強まると
予想されています。

６日にかけての最大風速は、西日本で２５メートル、東日本で２０メートル、最大瞬間風速は
３０メートルから３５メートルに達すると予想され、海は大しけになる見込みです。

非常に強い風がピークとなる時間帯は、九州北部が６日の夜遅くから７日の昼前にかけて、
中国地方が６日の夜遅くから７日の未明にかけて、四国が６日の昼すぎから７日の昼すぎに
かけて、近畿が６日の昼すぎから７日の昼前にかけて、東海が６日の夕方からの夜遅くにかけて、
関東甲信が６日の夜から７日の朝にかけてと予想されています。

低気圧に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込むため、６日は西日本と東日本の太平洋側を
中心に大気の状態が不安定になり、局地的に雷や突風を伴って非常に激しい雨が降るおそれが
あります。

７日は北日本でも雨が強まる見込みです。

６日と７日は暴風や高波、落雷、突風雨や雪解けによる浸水などのおそれがあるため、
気象庁は、無理な外出は控えるとともに、風や雨が強くなる前に早めに対策をとるよう
呼びかけています。

http://news.mynavi.jp/news/2013/04/04/197/index.html?rt=top