1: yomiφ ★ 2013/05/24(金) 23:45:35.89 ID:???
no title


◆少女と戦車 絶妙マッチ

痛車の実車や、戦車のプラモデルの新作の展示、出演声優のイベントなどで
静岡ホビーショーを席巻した「ガールズ&パンツァー」(C)GIRLS und PANZER Projekt

 女子高生が戦車に乗って活躍する異色のアニメ「ガールズ&パンツァー」。
「ガルパン」の愛称で昨年秋から模型業界に一大ブームを巻き起こしている超人気アニメは、
静岡ホビーショーでも当然のように台風の目になった。
「前回のホビーショーからは、誰も想像できなかった状況」。
関係者がそう口をそろえる「ガルパン旋風」はどこまで続くのか-。

 ホビーショーでは、プラッツ(静岡市清水区)が発表した作中に登場する戦車などの
新作プラモデルが注目の的に。模型ファンらの合同展でも格好の題材となり、
ガルパン戦車が会場をにぎわせた。整理券が配布された主演声優らのトークショーには、
2日間で計900人が来場。ファインモールド(愛知県豊橋市)はプラモデル化を前提に、
本物の米軍用車にキャラクターをプリントした「痛車(いたしゃ)」(見ていて痛々しい車)まで
投入した。

 「彼女たちはもう、アイドルですよ」。痛車の周りに引きも切らない来場者を前に、
ファインモールドの鈴木邦宏社長(55)は笑みを浮かべた。
「アニメから入ってきた新しい模型ユーザーは、業界が長年築いてきた壁を越えた」と歓迎する。

 痛車は同業の青島文化教材社(静岡市葵区)の登録商標だが、同社の協力でロゴを
使用し、6月にプラモデル(4725円)の発売を予定。
業界が連携し新たな形を提案することで、ブームのさらなる展開を図る。

 それにしてもなぜ、ガルパンはここまで人気が出たのか。
製作したバンダイビジュアル(東京)の杉山潔プロデューサー(50)は
「スタッフ自身が真剣に楽しんだこと」と語る。突拍子もない設定ながら、
戦車の挙動など細部の表現に妥協しなかったことが、目の肥えた模型ファンを納得させた。
流血やお色気も意識的に排除した。

 「『女の子とメカ』はアニメの王道だが、戦車との組み合わせはこれまでなかったことも
幸運だった」と杉山プロデューサーは指摘する。だが、「ブームは狙ったものではなく、
狙って起こせるものでもない。理由を挙げればすべて後付けになるが、
幸せな出会いがいっぱいあったから」とあくまで控えめだ。

 期せずして模型業界に起こった「ガルパン特需」。
放送終了後にもかかわらず、ホビーショーはブームの頂点をまた更新した。
だが、「狙ったものではない」だけに関係者は冷静で、その姿勢も一貫している。

 「これまでも地道にやってきたし、今後もファンの期待に応える形で商品を
充実させていきたい」。そう展望を示したプラッツの二神泰徳常務(46)は断言する。
「このブームは、まだまだ続くでしょう」

 静岡市で開かれた模型見本市の「静岡ホビーショー」。県が世界に誇る
模型メーカーが最新商品を出展、国内外の模型ファンによる合同展も開かれ、
7万人を超す人出でにぎわった。「模型王国の祭典」に人々が懸けたさまざまな思いを
追った。

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/economy/special/list/2013/CK2013052302000261.html

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